タカラモノ
「彼女は加藤魅茄さん。みんな宜しくね。」
「はぃ」
俺は早坂幸斗。いじめをうけて、人を信じることを忘れた。覚えることは人を疑うこと。
いじめが小さかったおれに教えたことは、自分以外はみんな敵ということ。
「ぢゃあ、早坂君の隣ね。」
「はい」
あ。だれかきた。
「宜しくお願いします。早坂君」
「おう。」
ふーん。意外とかわいいぢゃん。まぁ、信じることは無いけど。
でもなんか、気になる。「髪染めてんの?」
「えっぁぁ、違います。地毛ですょ」
地毛で栗色かよ。
嘘かもな。
くるくるしてんだな。
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