My sweet lover
私と社長は向かい合って、アイスティーを飲んだ。
せっかくの休日なのにこうして社長と一緒にいるのは、なんだか一日損した気がしてしまう。
「なんかお前、つまんなそうだな」
「そんなことないですよ」
いや、実際つまらない。
ただ買い物に付き合わされているだけだもの。
「お前にも何か買ってやろうか?」
そう言って、私の顔を覗き込む社長。
「え…?いえ。何もいらないです…」
ボソッとつぶやけば、社長は目を見開いて腕組みをした。
「お前、ほんと変わってるな」
「そうですか?」
「あんまり物欲ねぇのな」
確かにブランドのバッグだの服だの、特に興味はないかもしれない。
これが沙希だったら、いろいろ社長にねだったのかもしれないけれど。
「少しは自分に投資しろよ」
「投資…?」
きょとんと首を傾げてみれば。
「自分に手をかけないヤツはな、自分はこの程度だって自分の評価を下げてるんだ。
そういう女はハッキリ言ってモテない」
言ってくれるわね。
無意識に頬が膨れてしまう。
それを見ていた社長がニヤリと笑った。
「お前の場合、真っ先に変えないといけないのは下着だな。まずはそこからだ」
「うっ」
社長の言葉に、一気に頬に熱が帯びる。
「試しにやってみろって。色気が出てくるからさ。ホントだぞ、これ」
もうっ。
こんなところで、そんなこと言うのやめて欲しい。
真っ赤になってうつむいていた時だった。
「夏樹君?」
せっかくの休日なのにこうして社長と一緒にいるのは、なんだか一日損した気がしてしまう。
「なんかお前、つまんなそうだな」
「そんなことないですよ」
いや、実際つまらない。
ただ買い物に付き合わされているだけだもの。
「お前にも何か買ってやろうか?」
そう言って、私の顔を覗き込む社長。
「え…?いえ。何もいらないです…」
ボソッとつぶやけば、社長は目を見開いて腕組みをした。
「お前、ほんと変わってるな」
「そうですか?」
「あんまり物欲ねぇのな」
確かにブランドのバッグだの服だの、特に興味はないかもしれない。
これが沙希だったら、いろいろ社長にねだったのかもしれないけれど。
「少しは自分に投資しろよ」
「投資…?」
きょとんと首を傾げてみれば。
「自分に手をかけないヤツはな、自分はこの程度だって自分の評価を下げてるんだ。
そういう女はハッキリ言ってモテない」
言ってくれるわね。
無意識に頬が膨れてしまう。
それを見ていた社長がニヤリと笑った。
「お前の場合、真っ先に変えないといけないのは下着だな。まずはそこからだ」
「うっ」
社長の言葉に、一気に頬に熱が帯びる。
「試しにやってみろって。色気が出てくるからさ。ホントだぞ、これ」
もうっ。
こんなところで、そんなこと言うのやめて欲しい。
真っ赤になってうつむいていた時だった。
「夏樹君?」