My sweet lover
「うーん、どうでしょうね」
そんなに変わったかな…。
ひとつ思い当たる事があるとしたら、ありささんの事が吹っ切れたからかもしれない。
「久遠様が女性をお部屋に入れたのは、水沢様が初めてですね。
ご親戚だからなんでしょうね」
「えっ、そうなんですか?
社…じゃない、夏樹さんってすごく女性にモテるってよく聞くんですけど。
女性を連れ込んだりしてないんですか?」
つい身を乗り出して聞いてしまった。
「えぇ、確かにおモテになりますね。
押しかけて来られる方も大勢いらっしゃいましたよ。
でも、絶対通さないでくれと我々は申し付けられてるんです」
どうしてなんだろう?
どうして女性を中に入れない?
雷の日に女性を呼んでたって言ってたけど、あれは…?
「あの方はあまり人に心を許す方じゃないと思いますよ。
よほど、信頼したお相手でない限り…」
信頼…。
社長はやっぱり私を信頼してくれているということなのかな?
リリーちゃんに似ているから…。
そんなに変わったかな…。
ひとつ思い当たる事があるとしたら、ありささんの事が吹っ切れたからかもしれない。
「久遠様が女性をお部屋に入れたのは、水沢様が初めてですね。
ご親戚だからなんでしょうね」
「えっ、そうなんですか?
社…じゃない、夏樹さんってすごく女性にモテるってよく聞くんですけど。
女性を連れ込んだりしてないんですか?」
つい身を乗り出して聞いてしまった。
「えぇ、確かにおモテになりますね。
押しかけて来られる方も大勢いらっしゃいましたよ。
でも、絶対通さないでくれと我々は申し付けられてるんです」
どうしてなんだろう?
どうして女性を中に入れない?
雷の日に女性を呼んでたって言ってたけど、あれは…?
「あの方はあまり人に心を許す方じゃないと思いますよ。
よほど、信頼したお相手でない限り…」
信頼…。
社長はやっぱり私を信頼してくれているということなのかな?
リリーちゃんに似ているから…。