My sweet lover
Lezioni6-時に抑えられなくなります
季節はもうすっかり夏真っ盛りになっていて、朝の通勤だけで汗をかいてしまう。
そんな中でも、社長だけは違う。
高級車に乗って、いつも涼しそうな顔をしてお店にやって来る。
なんか、ムカつく…。
そんなある日のことだった。
朝のミーティングが終わった後、私は社長室に呼ばれた。
社長に呼び出されるのは久しぶりだ。
なんの用事だろう?
私は社長室のドアをノックして、扉を開けた。
「失礼します」
中に入るとすぐに、社長が私の事をじっと見つめて来た。
その視線に戸惑いつつ、私は社長のデスクの前に立った。
「水沢」
「はい」
社長の黒く澄んだ瞳が、私の動きを止める。
空気が明らかに張りつめている。
一体何を言われるの?
「お前、朝日達の披露宴の担当を降りろ」
「……っ」
ど、うして…?
「話は以上だ」
「えっ?あの、社長。どうしてですか?」
なんでそんな突然。
「理由は、特にない」
「そ、そんなの納得出来ません」
「新人に任せるより、谷口が適任だと判断しただけだ。もう持ち場に戻れ」
そんな……。
そんな中でも、社長だけは違う。
高級車に乗って、いつも涼しそうな顔をしてお店にやって来る。
なんか、ムカつく…。
そんなある日のことだった。
朝のミーティングが終わった後、私は社長室に呼ばれた。
社長に呼び出されるのは久しぶりだ。
なんの用事だろう?
私は社長室のドアをノックして、扉を開けた。
「失礼します」
中に入るとすぐに、社長が私の事をじっと見つめて来た。
その視線に戸惑いつつ、私は社長のデスクの前に立った。
「水沢」
「はい」
社長の黒く澄んだ瞳が、私の動きを止める。
空気が明らかに張りつめている。
一体何を言われるの?
「お前、朝日達の披露宴の担当を降りろ」
「……っ」
ど、うして…?
「話は以上だ」
「えっ?あの、社長。どうしてですか?」
なんでそんな突然。
「理由は、特にない」
「そ、そんなの納得出来ません」
「新人に任せるより、谷口が適任だと判断しただけだ。もう持ち場に戻れ」
そんな……。