嗤うケダモノ
「っっ?!
グハっ!」
先頭を走る女子のユサユサ揺れる胸(推定Fカップ)を目撃した日向に、精神的ダメージ!
ナニソレ、自慢か。
だが、そんなモンにも構っている暇はない。
「サーセンっっっ!
画鋲リンチなら、また今度!
受けて立ちますンでっ!」
日向は『逃げる』コマンドを選択した!
「違うのよ、木崎さん!
待ってっ!」
「ごめんなさいねっ!
悔しいケド… ゼーッ 私たちっ
応援するかっ ら…」
「ハーッハーッ お…幸せにって…
久我くんに… ゼーッ 伝え…」
オッパイの重さのせいで、女子×多数はスピードを上げた日向にグングン離されていく。
多少凹むケドね?!
なにはともあれ、日向は『逃げる』に成功した!
ナニコレ?
なんかおかしなコトになってンゾ。
首を捻りながらも放送室を目指して走る日向の前に、ラスボスが現れた!
「あー、ヒナー。
そんなに急いでドコ行くの?」
「っ!!
せーんーぱーいぃぃぃぃぃ!!」