嗤うケダモノ

奇声を発した日向は、両手で由仁の胸を押して後退った。


「な?//
な…ななななな…???///」


「ナニって…
キスだケド。」


エスパー由仁が平然と答える。

ってソレ、平然と言うコトか?!


「ななななんなんなん…//」


「ナンデって…
したいから。」


また平然か!
本能のままか!

自然体って、そーゆー意味も含めてか─────!!


「だ… だだダメ!」


日向が一歩後退する。
由仁が一歩前進する。


「んー… ムリ。
ヒナが可愛いのが悪い。
震えるぞハート!
燃え尽きるほどヒート!」


ジョジ●か。


「だが断る!」


ジ●ジョか。

日向がもう一歩後退する。
由仁がもう一歩前進する。



ナニ? この地味な攻防。

せっかくだから、スタ●ド出して『WRYYYYYY』なんて言ってみてよ。

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