嗤うケダモノ
先日、日向・ユカ・タケルが、両親が旅行に出掛けたアキの家に集まった
ちなみに、ユカ・アキは日向の中学時代の友人
タケルは三才年上の先輩
タケルとユカは同棲中で、冬には結婚予定だ
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夜になり、元精神病院にTVクルーが乗り込むホラーDVDを皆で観た
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ギャーギャー喚いた後、勢いに任せてコックリさんを始めちゃった
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結構アッサリ来てくれたものの 帰ってくれなくなるという、お約束イベント発生
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イライラしたタケルが、これまたお約束通り文字を書いた紙を破って強制終了した
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その日は特に問題は起こらなかったものの、次の日からタケルとユカのアパートではラップ音ビシバシ、視界の端にナニカがチラチラ、金縛りアリアリで、見事お憑かれ様状態 ← 今ココ
「と、いうワケなんですが…」
「あー、あの映画、良かったヨネー。
患者服着せてくれたり、名前入りのリストバンド巻いてくれたり、幽霊のハートフルな歓迎に 全俺が泣いたわー。」
…DVDの感想は聞いてねーよ。
日向の話を聞くうちに瞳の輝きを失くした由仁が、投げやりな口調で言った。