鍵の付いた羽根たちに。Ⅰ
そんなことをやっているうちに、
僕の近くに高崎がいた。
…
「うわぁあ///」
全く…
なんなんだいきなり!
ビックリしたじゃないか!!
そんなきれいな顔僕に近づけるな!!!
嫌みか!!!!
僕に対する!!
「高崎!
お前は何故いきなり現れる!!」
僕は高崎に聞く。
だが、高崎はフイッと顔をそらすと
「空遥…」
?
何故に自分の名前?
( ・ε・)
僕の質問に答えず、
何故に自分の名前を言うんだ!!
カッと来た僕は、
「質問n(ry「空遥って呼べ。
悠利のように呼び捨てで良い。
お前は俺たちの姫だからな。」
…
姫?
「まさか…、
僕を王姫にするつもりか?」
そんなの…
そんなの"ダメだよ?"
ふと頭にそんな声が響いたような気がする。
「そうだ。」
「拒否権は?」
「ない。」
「嫌だって言ったら?」
「監禁。」
…恐っ!
ホラーだわ…
ホラーだろーが…
「逃げる。」
私はその場から逃げ出した。
「キャーーーっ!」
悲鳴と共に。