ナムストーンPART1

ケムンアタチュルク1

ケムン アタテュリュク。
ケムンはトルコ建国の父ケマル アタテュリュクの遠い親戚に当たる。

ケマルのおかげでトルコは列強に占領されることなく旧イスラム体制
を倒して独立を勝ち取った。文化政策ではアルファベットを取り入れ
一大民主国家として再生することができた。

ケムンの父は元軍人で今だいろんな分野の人脈に通じている。
ケムンはその5人兄弟の末っ子であった。学問が好きで将来は
大学で歴史の教授になるのが夢だ。

実家は首都アンカラの近郊だが歴史そのものの町イスタンブール大学で
歴史を学ぶことを決めていた。イスタンブール。東西要衝の地。

遠くはビザンティン、東ローマ帝国の時代からアレキサンダー、ペルシャ、
イスラムオスマントルコ。アジアとヨーロッパとの接点。

ロシア南下政策とのしのぎあい。キリスト教徒とイスラム教徒の戦いの跡。
東西冷戦のハザマ。この町ほど歴史に大変動の連続があった町はない。
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