ナムストーンPART1

ケムンアタチュルク4

ケムンは寮に戻るとシャワーを浴びて全部着替えた。さっぱりとした
気持ちで机に座る。ふと右のポケットに手を入れると何かがある。

着替えたばかりで何もないはずなのに?
「石だ?へんな形の奇妙な石だ。薄紫色に光っている」

ケムンはあまりの美しさにしばし見とれてしまった。
「これは宝石だ。大切にしまっておこう」

時々机をあけてみるといつも石の色が違うのに気がついた。
それから数日後。
「アンビリーバブルストーン、ドンチュウノウ?」

日本発のツイッターだ。もしやと思ってアクセスすると、
間違いない。ナムストーンと言うそうだ。

早速ケムンはオサムオサナイにメールを送った。
< 28 / 58 >

この作品をシェア

pagetop