極上恋愛〜腹黒男子は危険です〜








「まさか大和のことが好きだなんてないよね?」







寂しそうな颯人先輩の笑顔にはどこか焦りが見えた。




それは夕日に照らされて、美しくも、危うい。






スギッ





胸が痛い。






私はどれだけの人を傷つけたのだろう。


私はどれだけ、颯人先輩を傷つけたのだろう。


大和くんを傷つけたのだろう。







全部、私が悪いんだ。


私がずっとふらふらしてるから....。











< 183 / 222 >

この作品をシェア

pagetop