極上恋愛〜腹黒男子は危険です〜







「じゃあ、買ってあげようか?」







「めっ滅相もございません!!大丈夫です!!本当に大丈夫ですから!!」








私が持っていたぬいぐるみを棚からひょいっと取ってレジに向かおうとする颯人先輩をなんとか止める。



颯人先輩はそんな私を見て、『え?そうなの?遠慮しなくていいんだよ?』と優しく笑いかけてくれた。







本当に優しい人だ。


私はこの人を傷つけたくない。











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