極上恋愛〜腹黒男子は危険です〜
「今日、家庭教師の日だもん。勉強教えに来たの」
「は?何言ってんの?アンタ一度だって僕に勉強教えたことないじゃん。バカじゃないの?」
「バッバカ!!?私は仮にも大和くんの家庭教師なんだよ!!?バカはそっちだ!!バーカ!!」
「家庭教師はもう雇ってない。早く帰れ。不法侵入で警察突き出されたいの?」
なぜか扉を挟んでいつもの如く大和くんと口論。
何さ...。
中に入れてくれたっていいじゃん。
「もおー!!頭来た!!」
ドーンッ
怒りがMaxになった私は勢いに任せて扉をばーんっと開けてやった。