極上恋愛〜腹黒男子は危険です〜
「むふふ〜♪」
以上、朝の幸せな出来事でした〜♪
「お願いだからその気持ち悪い笑い方やめて。集中できないから」
にやにや笑う私を大和くんは大変ウザそうに見つめるがもちろん機嫌がいい私には何のダメージにもならない。
気持ち悪くて結構よ!!
恋する乙女は美しい!!
「あ、大和くんが勉強してる」
「まぁ、宿題くらいは出さないとね」
一応家庭教師のはずの私に見向きもしないでガリガリノートを書いている大和くん。
大和くんが勉強している姿は本当に珍しい。
受験生の癖に。