ひねくれ者が集まって。
そうこうしている間に。

「つきました。」

少し大きめの、倉庫のような場所に着いた。

「降りるぞ。」

神崎颯の一声でドアが自動で開かれる。

何かすごいな、この車。

いや、リムジンだらか元からすごいんだけど。

日が、眩しいほどに照り付けていて。

ゆっくりと地面に足を下ろす。

そのまま彼らについて行けば、また、自動でシャッターが開かれる。

少し、気がひけたけれどそのまま着いていく。

一歩、踏み込めば。

「「「「「おはようございます!」」」」」

大きな挨拶がきた。

「ああ。」

「おっはよー。」

「はよー。」

「・・・おはよう。」

「おはよう。」

っと、思い思いの挨拶をしている。
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