ひねくれ者が集まって。
族!!

この人たち族の人達だよ!!

名前は華龍で、私・・・華姫になったんだ・・・。

「わっ!」

ボーっとしていたら階段でつまずいてしまい、危うく転びそうになった。

「ありがと、一ノ瀬透。」

何時も無口で頼りがいがなさそうだったけれど、今は私の体を支えてくれる。

きっと、運動神経良いんだろうな・・・。

「・・・名前・・・。」

「名前?」

え?

何々?

間違えた??

私、名前間違えちゃった??

「・・・フルネーム、嫌。」
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