ひねくれ者が集まって。

「これでホントに、結婚式みたいだな。」

まだ、唖然としている、私と周りの人たちを見て、面白そうに笑う颯。

嗚呼。

私がペースを乱されるなんて・・・。

これは、予想も出来ない出来事。

だからきっと、ここに居れば。

もっと面白い事が、起こるだろう。

「私とキスしたからには、全力で守ってくださいね？総長さん。」

にやりと笑った私を見て、全員がさらに驚いている。

「い、い、今、美華ちゃ、きす。」

とわけのわからないことを言ってる日向と。

「・・・。」

苦い顔をしている透。

「これは・・・以外な展開、だな。」

楽しそうに笑う蓮。

「俺もキスしたかったのになー。」

怪しい発言をした葵。

「「「「「・・・・。」」」」」

言葉も出ない下っ端君たち。

だけど、みんなみんな。

大好き。