ひねくれ者が集まって。
「おい。家ついたぞ。」

颯の声が聞こえて、やっと安心できる。

「私・・・バイク苦手かも・・・。」

なんか・・・怖かったというか。

めちゃくちゃ怖かったというか。

もう乗りたくないというか・・・。

「ああ。ワザと危なっかしい運転したからな。」

・・・ワザと?

「っ!酷い!本気で怖かったのに!」

若干涙目になりながら訴えれば。

「・・・悪い・・・。」

罪悪感を感じたのか誤ってくれた。

良かった。

まだ普通の感情が残っているみたい。

「つーか。ここ本当にお前ん家?」

まぁ・・・。

「うん。一様。」

颯が言いたいことも解かるよ?

だってここ、家賃がめっちゃ高い最高級のマンションだもんね。

「じゃぁ、送ってくれてありがと。バイバイ。」

「ああ。」

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