ひねくれ者が集まって。
「はぁ・・・。」

着信音が途絶えた途端、私の口から安堵の溜め息が落ちる。

そして、‘留守番メッセージ 1件’という文字が表示される。

何とか、手を動かしてボタンを押す。

深呼吸をして、ケータイを耳にあてる。

『あ、もしもし?俺、流星。あんさ、いつもの事。忘れてないかなーっおもってさ。用事はこれだけ。じゃーな。美華。』

・・・良かった。

何もおきていない。

何時も通りの流星だ。

「良かった。」

さて、と。

そろそろ寝ようかな。

その前に、お風呂に入らなくちゃ。

でも、なんだかんだいって。

「・・・楽しくなりそう・・・。」

彼らのおかげで。
~小桜美華sideEND~
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