【完】白衣とお菓子といたずらと
その後は2人で話をした。
昨日の話や、今までに行ったライブの話。
そして、今後行けたらいいなとチェックしていたライブの話。
……驚く程に、先々まで行きたいものがあったらしい。
しっかりと日付を把握するほど行きたかったんだろうに、諦めようとしていたなんて。
今日、ちゃんと話を出来てよかった。
そうしなければ、俺との時間を作るために彼女にばかり無理を強いるところだった。
お土産だと言い、俺にはどこが可愛いか分からないぬいぐるみを飾り始めたときは全力で止めた。けれど、どうしても置きたいという彼女に負けて、人には見えない寝室に置くことになった。
昼過ぎから話をしていたのに、気付けば夕方で、今日は早めに家に帰るという。
夕飯を作ってくれるという彼女の申し出は丁寧にお断りした。
まだキッチンが使える状態ではなかったから。
明日仕事の後に会う約束をして、またね、と彼女は帰っていった。
彼女が去った後、せっせとキッチンを片付けて、あるもので適当に夕飯は済ませた。
なんだか今日はクタクタだ。シャワーを浴びて、さっさとベッドへとダイブした。
彼女が置いていったぬいぐるみをそっと撫で、そして目を閉じると、あっという間に睡魔が襲ってきた。
「……また明日」
彼女の新たな一面を知った1日が終わりを告げる。
昨日の話や、今までに行ったライブの話。
そして、今後行けたらいいなとチェックしていたライブの話。
……驚く程に、先々まで行きたいものがあったらしい。
しっかりと日付を把握するほど行きたかったんだろうに、諦めようとしていたなんて。
今日、ちゃんと話を出来てよかった。
そうしなければ、俺との時間を作るために彼女にばかり無理を強いるところだった。
お土産だと言い、俺にはどこが可愛いか分からないぬいぐるみを飾り始めたときは全力で止めた。けれど、どうしても置きたいという彼女に負けて、人には見えない寝室に置くことになった。
昼過ぎから話をしていたのに、気付けば夕方で、今日は早めに家に帰るという。
夕飯を作ってくれるという彼女の申し出は丁寧にお断りした。
まだキッチンが使える状態ではなかったから。
明日仕事の後に会う約束をして、またね、と彼女は帰っていった。
彼女が去った後、せっせとキッチンを片付けて、あるもので適当に夕飯は済ませた。
なんだか今日はクタクタだ。シャワーを浴びて、さっさとベッドへとダイブした。
彼女が置いていったぬいぐるみをそっと撫で、そして目を閉じると、あっという間に睡魔が襲ってきた。
「……また明日」
彼女の新たな一面を知った1日が終わりを告げる。