【完】白衣とお菓子といたずらと
師長が去ってからも、職員が入れ替わり立ち代りやってきて、俺はうんざりしていた。
俺が直接指導している後輩看護師も来てくれたのは嬉しかった。
命に関わる仕事をしている故、どうしても厳しく指導してしまう。
嫌われていると思っていたのに、こんなすぐに訪問があるとは思わなかった。
「山下さん、大変だったみたいですね」
「しばらく復帰できないから迷惑かけるだろうけど、宜しくな。何かあったら師長や主任にすぐ相談しろよ」
俺が居なくなった分、直属の後輩になる彼女にもかなりの負担になるだろうことは明白。
申し訳なさと、大丈夫だろうかという不安を感じた。
「任せてください!普段、山下さんに頼りっぱなしですから」
こんな事を言うようになってくれているとは、俺の心配しすぎなんだよな。
ちゃんとやってくれる事はわかっているけど、本当は頼って欲しいって思っている俺のわがまま。
「期待してるよ」
見守ろうと微笑み返してそういうと、「はい」と元気に返事が帰ってくる。
そして、仕事に戻りますと元気に自分の病棟へと帰っていった。
成長していく後輩に寂しさを感じた。
俺が直接指導している後輩看護師も来てくれたのは嬉しかった。
命に関わる仕事をしている故、どうしても厳しく指導してしまう。
嫌われていると思っていたのに、こんなすぐに訪問があるとは思わなかった。
「山下さん、大変だったみたいですね」
「しばらく復帰できないから迷惑かけるだろうけど、宜しくな。何かあったら師長や主任にすぐ相談しろよ」
俺が居なくなった分、直属の後輩になる彼女にもかなりの負担になるだろうことは明白。
申し訳なさと、大丈夫だろうかという不安を感じた。
「任せてください!普段、山下さんに頼りっぱなしですから」
こんな事を言うようになってくれているとは、俺の心配しすぎなんだよな。
ちゃんとやってくれる事はわかっているけど、本当は頼って欲しいって思っている俺のわがまま。
「期待してるよ」
見守ろうと微笑み返してそういうと、「はい」と元気に返事が帰ってくる。
そして、仕事に戻りますと元気に自分の病棟へと帰っていった。
成長していく後輩に寂しさを感じた。