恋愛写真館~和服のカメラマンに恋をした~
短めバージョンのエッチを終えた慶次郎は、浴衣を羽織る。
そして、私の横にそっと立つ。
「真智さん、好きです。正式に僕の彼女になってください」
こうしてちゃんと告白されることって実はあまりなかった。
メールとか電話とか、何となく付き合うってことが多かったっけ。
「こちらこそ、よろしくお願いします。彼女にしてください」
そう答える私の頭に手を乗せた。
「大事にします。だから、僕から離れないでくださいよ」
「はい。信じてます」
誓いのキス。
信じてる。
信じられる。
慶次郎のことなら信じられる。
ずっとずっと、好きでいてくれる。
どんな私も受け入れてくれる。
きっと、ずっと一緒にいられるよ、私達。