恋愛写真館~和服のカメラマンに恋をした~
「モニカ・・・・・・ごめん。モニカ、私のこと心配してくれてたんだね」
モニカを誤解していた。
私よりもずっとずっとモニカは、友情を大事にしてくれていたのかもしれない。
「でも、不合格だよ!普通は、あのコンパの後に追いかけてこないといけない。私から慶次郎を奪って、私に平手打ちくらいしないとだめなんだよ」
そう言ってモニカはケラケラと笑った。
「でも、恋愛下手な真智にしては、頑張ったよ。仕方がないから合格にしてあげる」
「モニカぁ~!!」
私はモニカの細い体に抱きついた。