恋愛写真館～和服のカメラマンに恋をした～

「今は、どうしようもない気がする。今、慶次郎に会いに行っても同じことを言われる。少し自分の気持ち整理してみたら？慶次郎はずっと真智のこと好きなままだと思うからさ」





モニカにそう言われると、少し明るい未来が見えてきた。




でも、別れたことに変わりはない。





私は、カリカリのフランスパンをかじった。







「そう、その食欲よ！メソメソしてる時間がもったいないって！今できることを楽しまなきゃ」






その夜、モニカを話をしているうちに、明るい光が見えてきた。




何か始めよう。






慶次郎との未来に繋がる何か。



慶次郎の力になれる何か。