暗闇の中にいる私。
恋のライバル
蝶龍倉庫…。

太陽「希望、大丈夫ですか?」

希望「うん。太陽達は?」

太陽「紫苑が、結構酷くて、今、総長室で、寝かせてます。」

希望「わかった。私は紫苑の様子を見てくるから、何かあったら、呼んでくれ。」

太陽「わかりました。」






総長室…。

希望「紫苑。大丈夫?」

紫苑「…とりあえず。」

希望「消毒するから、待ってて。」

紫苑「希望…。お願いきいてくれる?」

希望「消毒が終わった後に、私ができることならね。」

紫苑「ありがとう。」







希望「少し、しみるかも、しれないけど、我慢しててね。」

紫苑「…う、ん。……った。」

希望「終わったよ。」

紫苑「お願い。今日は、一緒にいて。」

希望「それは、いいけど。どうかした?」

紫苑「希望がさらに強くなってた。俺たちも頑張ってたのに。それに、希望は、なんで、全国No.1の姫続けるの?もう、総長だけでいいじゃん。希望のそばにいたいんだよ。」

紫苑…。今日はいつにもまして、弱々しい。やっぱり、龍王との同盟は、きつかったか。

希望「それは無理だよ。私は竜の事が好きだから、竜のそばにいたい。だから、そのお願いは聞けない。ごめんね。」

紫苑「じゃあ、今日は一緒に寝て。」

希望「それなら、いいよ。」

紫苑「ありがとう。」







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