暗闇の中にいる私。
そんなこんなで、海…。

女「キャー。龍王と蝶龍の皆様だわ!」

うぜえ。


涼介「希望。竜、知りませんか?」

希望「知らない。」

太陽「あの、女達、うるさいですね。」

私の隣には、今、女の群れから逃げてきた、涼介と太陽がいる。

希望「海、はいらないの?」

涼介「竜とサーフィン対決するんです。」

希望「かっこいいことするんだね。ますます、女子の人気が増えるよ。」

蒼斗「涼介!太陽!お前らだけ逃げてんじゃねえよ。」

希望「蒼斗。落ち着け!」

女「ねえ、あなた。龍王と蝶龍の副総長に挟まれてるなんて、どうゆうこと?」

希望「あなたに、関係ないですよね?」

女「関係あるわよ!あなたみたいにつまらない女が龍王や蝶龍の皆様と一緒にいるなんて、場違いの事、わかったらどうですか?」

希望「勝手に言っておけ。そんなに、気に食わないなら、私は、一人になる。」

涼介・太陽・蒼斗「希望!待て。」

スタスタ私は歩く。

女「あんなやつ、ほっておいて、一緒に遊びましょう?」


ぶりっ子にキャラを変えて、太陽と涼介と蒼斗に言ってるよ。


私は、少し遠くに来て、蝶龍と龍王のみんながヘトヘトになってる姿を楽しんで見てた。



そしたら、知らない男に話しかけられた。

男「ねえ。君、一人?一人だったら、俺らといいことしない?」

希望「お断りさせていただきます。」

男「つまんない、女は嫌われるよ?」

希望「私、一人では、ありませんから。」

男「もしかして、あの女の群れの中にいんの?」

希望「だとしたら、何なんですか?」

男「すぐに飽きられて、捨てられるよ。これは、忠告だよ。俺たちといいことしなかった事、後悔するがいい。」

竜「てめえら、何してんだよ?」

男「あーあ。彼氏のお出ましか。つまんねえの。彼氏君よ。気をつけな。女がいるのに、女とつるんでると危険な目に彼女があうんだから。」


男達がいなくなった後。


何にもはなさい。もしかしたら、話したいのかもしれないけど、さっき、男が言ってたことが図星すぎるのかも。


希望「竜。何にもされてないから。」

私は一言つぶやく。







みんなが女の群れから解放されたのは、夕方になった頃だった。

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