暗闇の中にいる私。
旅館の部屋…。

部屋は

太陽と涼介。
蒼斗と紫苑。
壮太と類。
来也と雄也。
で、私と竜にしたんだよね。








竜「希望。さっきは、ごめん。」

希望「あやまんなくていいよ。別にあれは、竜が好きでああなってたわけじゃないことくらいは、わかってるから。もし、竜があれを好きでやってたら、私は行方をくらます。」

竜「それは、やだ!」

希望「竜は、女嫌いだから、そんなことないとは、思うけど?」

竜「そうです。」

希望「ねえ。ホテルってさ、なんか、夜にやばい事する場所なんでしょ?」

竜「ホテルによってはな。」

希望「やって?」

竜「えっ?」

希望「だって、今日、私の事一度も触ってくれなかったんだもん!」

竜「希望は、いいのか?」

希望「嫌いな人にそんな事聞くと思う?」

竜「いや。」

希望「じゃあ、夜にね。」

竜「うん。」




竜SIDE

いきなり、あんな事、聞かれるなんて思ってもみなかった。
でも、それだけ、俺は、希望を不安にさせてたんだな。
希望には、光の世界での楽しさを知ってほしい。
俺は、希望に全てを託したい。

希望となら、どんな辛いことでも乗り越えられる。

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