暗闇の中にいる私。
竜の家inストレッチ室?…。

中冨「涼介達。久しぶりだな。そちらは?」

涼介「希望の仲間で世界No.1の蝶龍の幹部と副総長です。」

中冨「どうぞよろしく。」

蝶龍「よろしくお願いします!」

中冨「まず、柔軟からな。では、始めてください。」



周りを見てみると、竜と蒼斗が足を開けてない。

中冨「蒼斗。ちゃんと自主トレはしてたみたいだな。前より随分と柔らかくなってるな。でも、180度開かないといけないから、いつものやるぞ。」

蒼斗「…はい。」

顔が青ざめてるよ。

しかも、蒼斗も体、硬かったんだ。



橘さんと忍さんが蒼斗の方に行って、昨日の竜のように、押されてる。


蒼斗は唇を噛み締め、必死に涙を堪えてる。


竜の方は、中冨さんが直々に押してくれてるみたいで、悲鳴がすごい五月蝿い。

希望「竜!五月蝿い!」

思わず叫ぶ。


涼介達は大笑い。


蝶龍のみんなも体は柔らかいから、みんなで、蒼斗と竜をいじろう作戦をたたてます!


蒼斗の方が先に終わったみたいで、私の方に近づいてきた。

希望「蒼斗?どうしたの?」

私が聞くと、蒼斗は、私の背中に顔をあてて抱きしめてくる。
多分、泣いているんだろう。だけど、俺様キャラの蒼斗が人に泣いてる姿を見せられるわけないもんね。





ってゆーか、竜は、泣き疲れて寝てるよ。

足を開いた状態で寝るって…。

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