暗闇の中にいる私。
しばらくして…竜が迎えに来た。


竜「希望、行くぞ。」

希望「……」




竜の家は豪邸といってもおかしくないくらい、大きかった。


理事長「希望ちゃん。部屋は好きに使ってくれて、構わんよ。あと、なんかあったら、何でも、遠慮なく言ってくれ。」

希望「ありがとうございます。お気持ちだけ受け取っておきます。」

竜母「希望ちゃん。竜の事で困ったことがあったら、言ってね。」

希望「ありがとうございます。」


そのあと、すぐ、部屋に案内させられた。




私が借りる、部屋は、今住んでるマンションの倍以上もあり、生活感のなかった、あの部屋とは大違いに、色々と身の回りのものが揃っている。


竜「希望、なんでも、言えよ。」

希望「じゃあ、言う。迷惑。私には関わらないで!」

竜「姫になった以上、それは、無理なお願いだな。」

希望「じゃあ聞く、本当に私を闇から救ってくれるの?」

竜「!ああ。絶対救ってやる!」


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