暗闇の中にいる私。
希望と莉音が帰った後の龍王倉庫…。

蒼斗「れの!何が目的なんだ!」

れの「別に何も。ただ、あの、莉音って子、小学校一緒で、いじめられてたから、また、いじめてあげようって思っただけ。」

竜「お前、本当の愛を知らずに育ったんだな。」

れの「あなたに何がわかるってゆうの?」

竜「わかんねえよ。でもな、俺も女で傷ついた。でも、希望だけは他の女と違った。俺は女で傷つけられて、女で克服した。」

れの「なに、綺麗事を言ってるの!」

蒼斗「れの!いい加減にしろよ。」

れの「まあ、蒼斗がそんなに信頼してる奴らなら、信頼少しはしてみるよ。」

類「そうだね。」

涼介「そうしてみてください。」

れの「あなたたち、しもべなの?」

雄也「ちげえよ。」

れの「じゃあ、あの希望と莉音は?」

竜「希望は俺の彼女で、莉音は蒼斗のお気に入り。」

れの「お気に入り?ヘェ〜蒼斗がね。あの子鈍感そう。がんばってね。」

蒼斗「うっせ。」

雄也「ありゃりゃ、いじけてるよ。」

類「あっ君が、莉音ちゃんを家に泊めてあげれば。」

蒼斗「どこで、莉音は寝泊まりしてるか、知らねえし。」

竜「はあ?アゲハ蝶だよ!」

蒼斗「竜。俺、今日、帰るわ。」

竜「ああ。」

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