暗闇の中にいる私。
倉庫…。



涼介「希望?ですか?」

希望「そうだけど?」

蒼斗「フードとっても、大丈夫なのか?」

希望「さっきまで暗くて綺麗なところにいた。」

雄也「竜、もしかして、あの観覧車連れてったのか?」

竜「ああ。」

類「これは、本気だね。でも、希望って、髪で顔を隠してたから、わかんなかったけど、ベビーフェイスで超美少女。」

希望「類の方が可愛いと思うよ?」

類「男なのに可愛いって言われても、嬉しくな〜い。」

希望「ごめんね。」

類「いいよ〜。」

蒼斗「なんか、明るくなったな。さっきも竜と恋人繋ぎして帰って来た時は焦ったけどな。」

希望「恋人繋ぎ?」

竜「気にすんな。」

雄也「希望。さっきから、俺らのこと避けずに話してる。」

希望「竜のおかげだね。」

蒼斗・涼介・類・雄也「えっ?」

希望「そんなに驚くこと?」

蒼斗「驚く。竜がここまで、一途とか、よっぽど惚れてんだな。」

竜「うっせ。」

涼介「希望。歓迎会しませんか?」

希望「歓迎会?」

涼介「希望が龍王の姫になった、お祝いです。」

希望「いや、いいよ。これ以上迷惑かけられないし。」

竜「そんなん、気にすんな。涼介。準備よろしく。」

涼介「はい。蒼斗達も手伝ってください。行きますよ。」




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