暗闇の中にいる私。
洋服屋…。

希望「可愛い。」

竜「好きなの選べ。」

店員「竜ぼっちゃま。お久しぶりです。何かお探し物ですか?」

竜「希望に似合う洋服、持ってきてくれ。」

希望「えっ?凄い人だね。」

竜「ここ、俺の兄貴のブランドSHOP。」

希望「竜のお兄さん、凄いんだね。でも、女性ものも作れるって、なんで?」

竜「女性物は、兄貴の妻が作ってる。」

竜兄「お!竜がいる。彼女か?」

竜「ちげーよ。ってか、兄貴がこのお店いるの、珍しいな。」

竜兄「奈々が今日、新商品の展示するのを見て欲しいって、頼まれた」

竜「相変わらず、一途だな。」

竜兄「悪かったな。」

奈々「瞬〜。ちょっと。」

瞬「今、いく。」


希望「今の人って?」

竜「一番上の兄貴、瞬。あの女の人は、瞬の奥さんの奈々美さん。」

希望「そうなんだ。」

店員「竜ぼっちゃま。これで、よろしいですか?」

もってきたのは、longGパンやヒラヒラのスカートや花柄のワンピース。

希望「可愛い〜。」

竜「着てみるか?」

希望「えっ?いいの?」

竜「ああ。」


私は、全部の服を着て、竜に買ってもらった。



希望「荷物は?」

竜「執事が車に運んでる。」

希望「そっか。今日はいろいろ、ありがとう。」

竜「いや、希望が楽しめればいい。」

希望「知らない世界がたくさんあるんだね。」

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