暗闇の中にいる私。

別荘…。

私は普通にフードをとっています。

竜「希望。大丈夫か？」

希望「今の所わ。」

蒼斗「手が震えてる。」

希望「気にしないで。」

涼介「竜！厄介な事になってます。」

竜「どうゆう事だ！」

雄也「希望の家族が希望を探してる理由。めちゃくちゃ。」

希望・竜「えっ？」

類「希望を実験台にする為に探してる。家族の血を全部輸血したら、本当に全員の素質を持つのか。」

希望「ふざけんじゃない。私は実験台じゃない。」

竜「もしかして、組か？」

蒼斗「笹木家は、宮次組に入ってる。」

竜「えっ？宮次組って、蒼斗のだよな？」

蒼斗「そうです。この間、親父に組の全員の名前を覚えるよう言われて、覚えたら、その中に笹木 大地、空、海斗の名前があったんです。」

涼介「何が何でも、希望を探し出す気か。」

雄也「厄介だな。」

類「希望は、家族に会いたい？」

希望「会いたいわけないじゃん。そもそも、私に家族はいなかったんだから。」

涼介「過去形」

希望「だって、今は、竜の家でお世話になってるし、竜のお母さんは、私を家族って言ってくれた。」

竜「希望の家族は一つだからな。」

希望「うん！」

蒼斗「どうします？自分の家の組みじゃなかったら、速潰しに行けたんですけど。」

涼介「蒼斗。親父さんに頼めないのか？組を脱退させること。」

蒼斗「あ！頼めるかもしれない。電話してきます。」





蒼斗「もしもし。お父さんですか？」

蒼斗父「そうだ。どうした？」

蒼斗「笹木 大地、空、海斗の脱退をお願いします。」

蒼斗父「それなんだが、希望ちゃん危ない！笹木達は独立して、組を立ち上げてる。しかも、青山組と同盟組んでる。」

蒼斗「えーーーーー！」

蒼斗父「しっかり、守るんだぞ！」

蒼斗「はい！」







涼介「どうでした？」

蒼斗「笹木組をつくって、宮次組を脱退し不正ばかりの青山組と同盟してる。」

竜「やばいな！早めに手を打つぞ。」