暗闇の中にいる私。
部屋…。

希望「ちょっと、じっとしててね。」

私は消毒液をつける。

竜「…ってえ。」

希望「ごめん。」

竜「大丈夫。気にしなくていい。」

私は傷口全部に消毒をした。









希望「竜。ごめんね。私のせいで」

竜の後ろから抱きついて言う。

竜「希望のせいじゃないから、自分を責めるな。」

希望「うん。」

みんな、本当に優しい。

私が本当の家族?の元に戻れば、みんな幸せになる?

竜「希望。絶対。俺から離れるなよ。」

希望「竜。私が本当の家族の方に戻れば、竜達は怪我をしない?」

竜「そんなことはない。希望がいたから、そこまで怪我をしてない。」

希望「そう?」

竜「そう。だから、心配はするな。」

希望「うん。ありがとう。」

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