暗闇の中にいる私。

次の日、学校…。

涼介「希望。また、闇に？」

竜「ああ。」

蒼斗「手が震えてる。」

希望「……」

竜「俺の判断ミスだ。俺があの時、あいつらに希望を会わせたのが間違いだった。会わせてなかったら、こんな事にはならなかった。」

希望「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい「希望。落ち着け。希望のせいじゃない。大丈夫だから。」

優しく抱きしめて言う。

雄也「希望。大丈夫なんですか？」

竜「フードもとれなくなった。しかも、パニック障害を起こしてる。いつ、また、今みたいになるか、わからない。」

類「かなり重症だね。」

希望「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい「希望。大丈夫だから。心配するな。」

何もかも、私のせい。

希望「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい「希望。落ち着け。誰もどこにも行かない。希望を守るから。」

蒼斗「希望。また、痩せた？パニック障害って、体力を使うよな？希望、ご飯食べてないだろ？医者に死ぬかもとか言われてないか？」

竜「言われた。希望は、絶対、俺が助ける。もう、二度と闇に戻らなくていいように。」

涼介「俺らも手伝います。」

希望「……観覧車。」

竜「えっ？」

類「希望？観覧車がどうかした？」

希望「……ごめんなさいごめんなさいごめんなさい「希望。大丈夫だ！観覧車。今から行くか？」

竜の服を掴む。

涼介「俺らも着いて行きます。観覧車は二人で乗ってきてください。」

竜「ああ。」

雄也「早く、希望が抜けれるといいですね。」