暗闇の中にいる私。
ショッピングモール…。

希望「蒼斗!ここどこ?」

蒼斗「ショッピングモール。多分、カップルが多くいると思われる場所。」

希望「そうなの。」

結構、呆れてます!龍王のみんなに!

蒼斗「ほら、恋人ってのは、手をつないだり、相手の服とかを選んであげたり、カフェで相手に食べさせてあげたり。そして、キスするんだよ。」

希望「詳しいんだね。」

蒼斗「そうかもね。でも、俺は、あそこにいる、竜の存在に関しては詳しくないんだよな。」

確かに…。隠れてるつもりなんだろうが、見事に黒いオーラがはみでてますよ!

希望「竜って、隠れるの下手なんだね。」

蒼斗「なあ。竜にヤキモチ焼かせたいから、寸止めにするんで、キスしない?」

希望「っえ?」もうすでに、蒼斗の顔は私と至近距離!

今にも、キスしそう。


竜がいなくなったのを、確認して、蒼斗は体を離してくれた。


蒼斗「じゃあ、倉庫に戻りますか。」
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