暗闇の中にいる私。
竜の家in希望の部屋…。

竜「希望?なんで、蒼斗に襲われてた?」

希望「襲われてはない。それに、竜には、関係なくない?」

竜「いや、あるね。俺は、希望が好きなんだよ。」

希望「それ、何度も聞いた。」

竜「そろそろ、希望の気持ちを教えてもらわないと、俺、付き合ってるとか、関係なしに、襲うから。」

希望「今日、蒼斗と恋人がどんなのか見てきたよ。羨ましかったよ。みんな、光のようにキラキラしてて、闇とか関係なしに輝いてた。」

竜「希望…まだ?」

希望「怖いんだろうね。きっと。今まで大切な人がいなくて、竜達に会って、大切な仲間と思える人ができて、そこから、好きな人なんて作ったら、罰が当たりそうで、ずっと、自分の気持ちに蓋をしてたの。でも、やっぱり、蓋をしたまんまなんて、無理。竜の事。好きだよ。」

竜「よく言ってくれたな。俺は、いなくならないし、希望を捨てたりしないから、安心して。」

優しく抱きしめてくれる。

竜の腕の中はやっぱり心地よいし、落ち着く。


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