暗闇の中にいる私。

竜「その施設って、どこだ？」

希望「あ〜あ。俺様キャラに戻っちゃったよ。施設の名前は、アゲハ蝶。世界No.1の蝶龍に入れるくらい、強くなれる喧嘩を教えてもらえるところ。」

蒼斗「もしかして、希望って、総長やったことって？」

希望「ないから、安心して。私、喧嘩も教えてもらってすら、ないから。」

涼介「そうなんですか。よかったです。」

希望「でも、全国No.１には、勝てるかも？私、荒れてた時、蝶龍の総長、ボコボコにしたしね。」

類「やばくない？希望と竜がやりあったりしたら。」

希望「竜となんて、殺りあうつもりないから。殺るくらいだったら、竜の甘い声聞きたい！」

雄也「希望が完全に性格変わってる。」

蒼斗「いいんじゃないの？これが、本来の希望なんだし。逆に俺らが希望の性格を変えたと言ってもいいんじゃない？」

希望「そうかもね。竜達にあってなかったら、こんなに、明るくなんてなってなかっただろうし、竜みたいなドＳキャラにだって、なかったかもね。」

雄也「よかったな。希望。変われて。」

類「新しい、希望もなんか、新鮮だしね。」

希望「そう？でも、いろんな自分がいることを、知れるのは嬉しいね。」

蒼斗「よかったな。」

希望「うん。」