暗闇の中にいる私。
蝶龍倉庫…。
昨日、気まずくて、竜と一緒に寝なかったな。
太陽「希望?ぼーっとして、どうしたんですか?」
希望「副総長って、どこも、敬語使う人なの?」
太陽「俺の場合は癖ですね。」
希望「紫苑達は?」
太陽「もうすぐきます。」
しばらくして。
ガチャ。
紫苑「希望。」
いきなり抱きついてくるとは、紫苑も相当性格変わってんな。あの頃は、女が近づくだけで、太陽の後ろに隠れてたのに。
希望「紫苑。もう、大丈夫なの?」
紫苑「希望だから。」
希望「ちょっと、話があるんだけど。」
壮太「なに?」
希望「今週末に、龍王の総長とタイマンすることになってるの。で、蝶龍もみにこないかって。龍王は、幹部以上が見に来る。」
来也「希望が心を開けたやつらなら、悪くわなさそうだから、行くだけいく。希望の強くなった姿みたいから。」
紫苑「なら、俺もいく。あいつら、希望の事、好きみたいだし。」
希望「あっ!言うの忘れてたけど、龍王の総長とは、一緒に住んでるよ。同じ部屋で、一緒にも寝てるし。」
太陽「あの頃の希望からは、想像もつかないくらい、明るい生活を送っているんですね。」
希望「そうだね。」
壮太「希望が、楽しいのが一番だよ。」
希望「壮太。みないうちに、男らしくなって。」
壮太「希望が、ずっと、お姉ちゃんでいてくれたから、僕は少し卒業したの。」
希望「でも、まだ、可愛いね。」
壮太「うーー。」
ふてくされてるよ。可愛いけど。