暗闇の中にいる私。
竜の家…。
「ぎゃあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
どっからか、叫び声が聞こえてくる。
希望「ねえ、これって、竜の叫び声だよね?」
蒼斗「竜は、怪我したところの消毒を嫌がるんです。」
希望「大変そうね。」
太陽「希望は、あんな男が好きなんですか?」
希望「太陽達、いたの?ってか、大丈夫なの?」
来也「ちゃっかり、話変えてるし。」
紫苑「ずっと、いましたよ。龍王は、希望の心を開けたやつです。とりあえず、一緒にいて、確かめるだけです。」
希望「敬語キャラ増えないで!」
バタン!
竜「希望。助けて。」
私の後ろに抱きついてきた。
雄也「竜、せめて、なんか、羽織れ!」
類が、ジャージをかぶせる。
希望「竜、どうしたの?」
だいたい、予想はつくけどね。
竜「消毒、嫌だ。」
希望「子供か!」
紫苑「抱きついてる!」
太陽「希望が、追い払わない!」
蝶龍は、そうなるよね。反応。
蒼斗「竜、希望のことも考えてあげてくださいよ。」
希望「蒼斗、大丈夫だよ。竜!さっさと、診察室戻って、消毒してきてもらいな!じゃないと、私、しばらく、蝶龍の倉庫で太陽達と暮らすから。」
竜「それは、ヤダ!」
竜は、渋々、診察室に戻ってった。