ぽっちゃり幼なじみ=イケメン幼なじみ!?
私の後に続いて響くんはついてくる
「朝からげんきだな、つか春樹かわいそうじゃん」
言葉1つ1つに憎しみこもってるよね…
それともわたしの思い違いか?
「お兄ちゃんだしいいんだよ、うん」
肩をおろし1度ため息をつく
そんなわたしを見た響くんからはい!
「絶対、お前みたいな女だけは彼女にしたくねぇな…
願い下げだわ」
目を瞑って少し眉間にしわ寄せてだるそうに頭をかいてそんな事いい放つ
ガーン⁉︎
うそでしょ⁉︎
なーんて1ミリも思ってないよ!
思うわけがないもんね
「バーカこっちだって願い下げだっての!
わたしだって響くんみたいなカッコつけた人嫌いだもねー」
べーとあっかんべして
眠たそうにあくびする響くんの頭をジャンプして1発バシッと叩いてやった
「うっわ!最低だろお前崩れんじゃん」
とか言って叩こうとする響くん
その手をヒョイっと避ける
「のろまー、先行くよ?」
そういう言ってから走って先に校舎に入った