ぽっちゃり幼なじみ=イケメン幼なじみ!?


「はぁ〜やっと終わったよ高校の校舎広すぎだよ全部覚えらんないしさ〜」



今は一通り説明がすみ教室に向かってると



説明受けながら一通り教室は教えてもらったけど…
多すぎてほとんどどこがなんの教室かわかんないんだよね



「俺が説明してんのに他のところキョロキョロしてるからだろ」



がんと自分のカバンをわたしの後頭部目がけて当ててくる
その衝撃で前に転けそうになった



「な、なにするの⁉︎
痛かったじゃん‼︎」



こっちは本気で痛がってるのに
響くんはヘラっと笑って



「さっき叩かれた仕返しだバーカ!」


てバカのとこわざと強調してそんな風に言ってくる


わたしはそんな響くんにあきれてわざと口をとがらせてふいっとそっぽ向いた



「おい、俺ここの教室1組、で亜箕はそっちの2組な」



その声にわたしの後ろを歩いてた響くんに体を向ける



「はいはい、ありがとうございますぅ〜だ」


ベーとしてから
2組の教室の方に向きを直した



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