ぽっちゃり幼なじみ=イケメン幼なじみ!?
田中美穂ちゃんだと気づいた時にはもう遅い
美穂ちゃんはもう遠くの方にいて
聞こえるのは生徒の声と
林田て先生の叫ぶ声
それから1組のから生徒からの「キャー♡」とか言う声…
ん?なにごと?
ちょっと気になって1組教室を廊下から覗いてみる
「響く〜ん、ねぇ今度あそぼ〜よ〜」
とか言ってる女の子達があいつの周りに集まってた
「またいつか時間余ってたらなー」
て、机にひじついてその子の頭なでながらニッと微笑んでそう答える
ほーん、他の女子には優しいんだー
そーかそーか、わたしだけかーこんなバカにされてるのわー
「毎日そうやって言って遊んでくれないじゃーん」
ぷーと膨れていじけたような女の子に響くんは
「女友達は少なくていいんだって、ほらーかまってくれねぇ俺なんかより他の男捕まえてきなー」
「だれなの?響くんの女友達って〜」
「んー?…あれ」
ビシッと右手の人差指がこっちに向けられた
え、えと…はぁ⁉︎
ここは隠れないと後でまずいてわたしの感が言ってる!
とっさにわたしはしゃがんだ