ぽっちゃり幼なじみ=イケメン幼なじみ!?



「あ、ねー美穂ちゃんさっきなんで追っかけられてたの?」



「あーあれねぇ……ヒーミーツッ」



ニーッと白い歯見せて満面の笑顔でそう言う美穂ちゃん



「えーいいじゃん!何してたのー」



「えー教えな〜い
あ、それより!響が亜箕が俺と友達になるの嫌がってるとかなんかいろいろあたしに言ってきたんだけどさー
なに?朝から夫婦ゲンカかな?」



ニヤニヤしながらこっちを見てくる
この辺とかもーほんっと小学校の時の美穂ちゃんのまんま!



「だってあんなモテ男になってるとか思わなかったし
モテてる男子と仲良くしてたら妬まれて嫌がらせされそうじゃんそれがやなの」



「なるほどねぇ〜それは亜美が悪いよ
少女マンガのよみすぎー」



わたしの頭に美穂ちゃんからのチョップが凄まじい勢いでふってくる



「いでっ!……わたし何か悪い事したかなー」



うひゃー美穂ちゃんのチョップ相変わらずの痛さだー……(泣)



痛さでだんだん涙で潤む目
チョップされた頭を押さえる



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