ぽっちゃり幼なじみ=イケメン幼なじみ!?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「………は?聞こえないんだけど」
放課後誰もいなくなったの廊下にて
ポケットに手をつっこみロッカーにもたれる響くん
その声はまだ怒ってるらしくトーンがかなり低い
「だからー…その…さっきは………ごめ
「無理」
なんなのこいつ!!
謝ってんのに人の言葉を最後まで聞かずにー!!
美穂ちゃんの言った事がやっと理解できたよ
自然と手に力がぐっとはいる
「わたしちゃんと悪かったって自己中だったって思って謝って……」
なっかなか許してくれない頑固な響くんに少し怒りぎみに文句言おうとしたら
ポンッとて頭の上に響くんの手が乗っけられた
「あれは俺も悪かったよ、なんかかっとなって怒って悪かったな
もし亜箕になんかあったら昔みたいに俺が助けてやるよ」
ニッと笑ってみせた響くんの顔は昔の響くんそのもので
知らないあいだに怒ってたの忘れてすごく心が落ち着いてた
「う…うん」