ぽっちゃり幼なじみ=イケメン幼なじみ!?



体育館裏はを覗くと
ほら、やっぱり居る



1人泣くでもなくただボーッとしてる響くんが



「響くん?」


「……美穂ちゃん……
僕ってさあの教室にいらない存在なのかな?」


「そんな事ない、わたしは響くんいないと楽しくないよ」


本当にそう思ってる


「なのに美穂ちゃん助けてくれないんだね
僕見たよ、美穂ちゃん一緒になって笑ってたの」


返す言葉がなかった
だって本当の事だから


「美穂ちゃんもイジメられたくないのはわかるけど笑うなんておかしいよ……
僕、美穂ちゃんの事信じられないや」


そう言うと立ち上がり荷物を持って何も言わずわたしの横を通り過ぎた


次の日から響くんは来なくなった


次に響くんが来たのは中3の4月
何もかも変わって


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