ぽっちゃり幼なじみ=イケメン幼なじみ!?
「亜箕、大丈夫か⁉︎制服濡れてる」
そう言ってわたしに自分のブレザーのを羽織らせた
「ケガとかないか?」
「んー、ちょっと体痛いのと足くじいたかも」
「まじで、痛かっただろ?立てるか?」
「なんとか、でも歩くのはちょっと」
響くんのポケットに何か入ってるみたいでかけただけのブレザーの肩がズレる
ポケットにはさっき投げられたわたしのスマホが入ってた
「これ、わたしの」
「このスマホ見えて、みたら亜箕とあいつらが居たから…
わるいほんと、俺がもっと早くに気付いたてたら」
少し響くんは俯く
でも、ヒョコヒョコ着いてったわたしが悪いよ
響くんは何も悪くない
「気にしないで大丈夫だから、帰ろ?」