ぽっちゃり幼なじみ=イケメン幼なじみ!?
「ちゃんと消毒して絆創膏はっとけよ?
あとちゃんと明日学校来てくれ」
「わーかってるってー、わたしあんな事でへこたれないもん!」
玄関前で響くんの背中から降ろしてもらってから、ドンッと胸はってえっへんとでもいうように胸を叩いて見せた
けど、殴られたアザに響いてそれどころじゃなかった
「いててー」
フラッとするわたしを響くんはそっと支えるように包み込んだ
「ごめんな、俺のせいで…もっと早く気付いてれば…」
「そんなことないよ!響くんはいつだってわたしの事助けてくれるじゃん
わたしなら大丈夫だから元気出して?」
「……うん」
ゆっくりわたしから離れた響くんは悔しそうに、怒ったような顔をしてた
「じゃ、また明日ね?」
それだけ言ってわたしは家に入った