部活男子との恋愛




「桐谷、お前一人か?」


「す、杉本先輩、お疲れです


私は一人です」

と私は驚きと恥ずかしさで困惑していると


「じゃ俺送ってやるよ」


と先輩が言ってくれたけれども


「先輩に申し訳ないし、あたしの家遠いので


大丈夫です


わざわざ声かけてくれてありがとうございました


では、お疲れ様です」




といって走ってあたしはその場から逃げた


せっかく先輩が話してくれたのにどうして逃げたんだ、馬鹿野郎って


私が後悔するのは言うまでもなかった

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