部活男子との恋愛


「でもよかったね。瑠璃。

あの野球部の王子様に試合に見に来てって言われるなんて」


「でもひとりで行けないし

今日のお礼も言えずじまいだしどうしようかな。

星蘭、一緒に行って」

私は一人で行く勇気はないので、星蘭に来てもらうしかない

手を合わせてお願いすると

「いいよ。あたしも瑠璃のことだから一緒に行ってあげようとおもってたよ

お礼言ってないなら差し入れもっていってあげれば?」

と星蘭が提案してきたので

「それいいけど何を


あげたらいいかわからないよー」

と困ったように答えると

星蘭は自信満々に
「あたしにまかせなさい。
じゃあまた明日ね。」

というので

お願いしますと伝えて

星蘭を信じることにした




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